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笹幸恵
2017.10.23 09:06

大接戦でした

山尾志桜里さん、当選おめでとうございます。

 

選挙速報を見ながら一喜一憂したことなど

生まれてから一度もありませんでした。

日付越えてもまだNHKが当確出さないから

本当にヤキモキしたよーー。
そして生放送でかなり酔っぱらったよーーー。

 

愛知7区の投票率59.55%。

山尾志桜里 128,163票(50.2%)

鈴木淳司  127,329票(49.8%)

 

大接戦でした。

それにしても、本当に良かった。

NHKオンラインで、事務所でのバンザイの様子を

観たけれど、山尾さんの表情は落ち着いていて、

「やりきった」という満足感に溢れていました。

でもそれだけじゃない。

勝負はこれからだ、と気を引き締めているようにも

見えました。

 

「私の相手は(同じ選挙区の)鈴木さんじゃない。

安倍政権です!」

 

山尾さんはそう言って街頭演説をしていました。

当選後の、ずっとずっと先を彼女は見据えていたのでしょう。

 

「公の政治家として、消費増税についても、9条についても

(一連の選挙活動で)一定の信念を明確に示させていただいた。

そうした姿勢も含めての信託をいただいたと考えている」

 

当確後の山尾さんのセリフ。

愛知7区の12万名余の人々は、

組織票とか、なんとなくの空気ではなく、

無所属で戦った彼女の信念に投票した。
それを最も感じているのは、
何より山尾さん自身ではないでしょうか。

 

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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