10月ゴー宣道場。
倉持麟太郎弁護士の基調講演が立派だった。
期待を裏切らない、というレベルを越えていた。
全く新しい憲法改正論が、
初めてその全貌を“垣間”見せた。
「
これまで世間的には、
逆に改憲派は皆、
だからリベラル的改憲論という言葉自体が、
しかしリベラルならば、
立憲主義を重んじるならば、憲法規範の形骸化を進める、
その場合、
(
あるいは、眼前の憲法の規範性への侵害の横行を見れば、
あるだろう。
等々。
本来、
憲法は、他でもないリベラル的価値を守る為にこそ、
そのリベラル的改憲論の枠組みを、限られた時間の中で、
見事に提示した。
勿論、
無かった訳ではない。
大きな欠落としては、これまでの良質な改憲論の主柱だった、
「
しかし、リベラルという立場から、体系的、整合的な、
過不足なく提案された事実は、高く評価すべきだ。
些か難解だったり、取っ付きにくい印象を感じても、当然だ。
ただ専門的な議論と言うより、
「
これを更にブラッシュアップすれば、
理論が完成するは
憲法改正論の「王道」
確かに存在し得る。
その事実に私も初めて気がついた。
得難い収穫だった。
ひょとすると、
最も気付いた1人は、
リベラル改憲論の誕生を祝福したい。