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切通理作
2017.9.30 01:26

希望が欲しい

小池氏が前原氏を意図して騙していたのなら、これはもう、ただ単に民進党の解体を招いたという点で安倍政権の傀儡に等しい行為。意図せざるものだったとしたら、あまりにも無責任で、リーダーとしての資質を疑う。

 

それ以前に、倉持師範の言う通り、安保法制を所与のものとし、9条の骨抜き化を是認・追認するということに一元化した考えならば、安倍政権と同じだということになる。

 

残るは皇統問題だが、ここでもし男系固執の姿勢だというのなら、もはやこの対立などは茶番以外の何物でもないということだろう。

 

小林代表師範の言うとおり、辻本氏には第三極を形成してほしい。

希望がなければ、国民の政治に対する関心が薄れ、無気力化した社会になるしかないだろう。

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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