今日の東京新聞のメディアウォッチコラム
「見張り塔から」で、
ジャーナリスト・津田大介氏が、
ネット上を席巻する「保守」的な
書き込みが、実は「業者」による
組織的情報工作ではないか
という疑惑が浮上している
と紹介しています!!
という疑惑が浮上している
と紹介しています!!
1800から4000字のブログで
「憲法9条を改正し、軍隊を保有すること」
「韓国とはもう付き合うべきではない」
「民進党の政策と反対のことを
行えば日本は良くなる」
といった内容の記事を
1つ書くと800円。
ユーチューブに「保守的」な
内容の動画を制作して
アップロードすると
1動画あたり80円。
メルマガ記事作成1件100円、
特定のツイートのリツイート
1リツイートあたり10円、等々。
こういう依頼が、ネットを介して
個人や企業間の仕事の受発注を仲介する
「クラウドソーシングサービス」で
大量に発見されたのです。
このような事例は既に
海外でも報告されているということで、
「世論工作、あるいは収入を稼ぐ目的で
ゆがめた情報を大量に流通させる行為が
世界中で明らかになりつつある。
既存メディアはこの事実を重く受け止め、
こうした構造を白日の下に
さらさなければならない。
さもなくば、低コストで流通される誤情報に
自ら発信する情報が覆い尽くされることは
確実だ」
と津田氏は警鐘を鳴らしています!
この件に関する情報のまとめサイトを
ライジング読者が教えてくれました。
今回問題となった
クラウドソーシングサービスの
「クラウドワークス」は、
2015年に安倍首相から直々に
日本ベンチャー大賞で表彰を
受けているそうです。
事態の発覚を受けてクラウドワークスは
政治系の仕事の受発注を制限すると表明。
他の会社でもネットの政治部門で同じような
事が行われているため、この表彰が
直接今回の問題と関係するかどうかは
わかりません。
しかし、安倍首相やその周辺が
早くから「クラウドソーシングサービス」
に注目していたこと、
そして、そのクラウドソーシングサービスを
利用して、安倍政権に有利となる
ネトウヨの情報工作が行われていたことは、
事実として間違いありません。
この安倍政権に有利な
情報大量拡散を発注したのは誰で、
その資金源はどこなのか?
これ、徹底的に明らかにする必要が
あるのではないでしょうか!?