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小林よしのり
2017.9.22 15:11日々の出来事

プライベートな謝罪をするな


山尾議員の地元の会見で、最初に互いの家族に迷惑をかけたと

言うのは全くオカシイ。

男も女も一人前の大人である。

山尾の家庭は山尾がコントロールすべきだし、倉持の家庭は

倉持がコントロールすべきなのだから、倉持の家庭に謝罪する

のも、山尾が自分の家庭に謝罪するのもオカシイ。

地元の支持者にも、我々、国民にも関係がないじゃないか。

両者の家庭なんて、どうでもいいんだよ。

それは「私事=プライベート」な話だ。

 

本来、両者が不倫関係にあったかという質問にも、「それは

プライベートなことだからどうでもいい。そう思っても、

思わなくても、政治家の私には関係ない。私が関心のある

ことは国家国民のことだけだ。そのためには倉持は役立つ

男で、私の子分だ。」と言っておけばいいのだ。

 

だが、どうせ馬鹿なマスコミどもが「不倫か否か」しか

関心を持っていない。

政治になんか全然関心を持たないのだ。

ああいう馬鹿に対処するには、論法を身に付けなければ

ならない。

不倫疑惑一本に絞っても勝てる論法はある。

 

そして結局はお詫び行脚と取られることはマイナスだ。

離党になって、この「不倫する者、政治家にあらず」という

国際的に恥ずかしいほどの偏見と戦わなければならない。

普通に謙虚にやって勝てるわけがない。

怒声、罵声の中で、戦う覚悟が必要なのだ。

志桜里だからって、しおらしい様子を見せてちゃならない。

同情では票は入れない。

ファイティング・スピリットを見せろ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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