ライジングコメント欄から、
今度はいい意見をご紹介します!
深謀遠慮とご都合主義は共に
紙一重であります。
世の中には確かに、矛盾した言動を
取り繕うために屁理屈を重ねる輩もおります。
ただ、試行錯誤を重ねた理屈には、
付け焼刃のそれと違う説得力が宿る。
両者における微妙な差異を嗅ぎ分けるには、
自分自身をその理屈と十分に戦わせる
必要があります。
その結果、前者と後者を峻別すべきです。
個人の信念でなく空気で動く人達は、
そうした難儀な作業をせずに、
常に風の強い方向へと動きます。
風見鶏という言葉がございますね。
つまりは、風を読んで上手く処世すること
こそが知性だと勘違いしてしまう。
こと日本人にはそういう人間が
多いのではないでしょうか。
こうした人達は、ひとたび風向きが悪くなると、
その脆弱な知性を最大限に働かせて、
逆方向へと逃げようとします。
強きに付こうという民進党の離党者たちは
それに当たりそうですね。
あるいは、ここぞとばかりに小林先生の苦境に
「反乱」を起こした人達も同様かもしれません。
鼠のような弱い動物ほど、そういう
危機察知能力が高いという俗説がありますが、
人間はどうなのでしょうね。
苦境に陥った時にこそ試されるのが、
知性ではないでしょうか。
また、それを乗り越えることを
一皮剥けたとか人間が大きくなったと
言うのかもしれません。
山尾氏と倉持氏の再起に期待しております。
(shiroさん)
物事の微妙な差異を峻別し続けるのも、
個人の信念で生きていくのも、
難儀なものです。
「読書のすすめ」の清水克衛さんの著書
『5%の人』によると、
大衆の意見に左右されない、
自分の信じた道を貫く、
試練をチャンスと受け止める…
という人は「5%」で、
95%は大衆だとか。
その数字が正しいかどうかは知りませんが、
その数字が正しいかどうかは知りませんが、
大衆が圧倒的多数なのは間違いなく、
常に少数者の立場に置かれるのも、
難儀なものです。
常に少数者の立場に置かれるのも、
難儀なものです。
でも、時代を動かし、
充実して生きていける人が
充実して生きていける人が
その「5%」だとしたら、
そこを目指してあえて難儀に
挑み、知性を磨きたい
とも思うものです。
とも思うものです。