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切通理作
2017.9.6 15:19

ただの正直な感想です。


    「なんとかする日本の貧困」の話を続けたかったのですが、倉持師範と山尾議員の話題に触れざるを得ない空気を感じたので、記しておきます。

  すごく正直に書きます。僕は木蘭師範の「ヤリチン弁護士」という言葉に、吐き気を催しました。これは比喩でありません。実際の生理現象です。僕は倉持さんと山尾さんのお子さんが、つらい立場だと考えざるを得ませんでした。とうぶん木蘭さんの顔も見たくないと思っています。本当に吐いてしまいそうだからです。

 お二人のお子さん方、いじめられるかもしれないなと思いました。いじめの言葉は、世間のバッシングの中の、わかりやすいキャッチフレーズに依拠するだろうなと思いました。

 倉持師範は、これから夫婦関係においても、社会的立場においても、あるいは道場とある意味直結する民進党政策ブレーン的立場においても、大変なリスクを負うことは明らかです。

 その上に言葉を重ねて、追い打ちをかけるモチベーションは私にはありません。

 かといって、不自然な庇い方をする気もありません。不倫がなかったという言い訳、ぶっちゃけなんの忖度も外して言いますが、1ミリも信じておりません。

 山尾議員にとっていまのこの時期、相手がどの男性であれ、たとえ居酒屋の個室で二人きりになるのだって、避けねばならなかった。ホテルやマンションで二人っきりの時間があった、わざわざ時間差でその場を作った、それでなんにもなかったというのを,男性の方の「仲間」だから信じるなどというのは、あまりにバカげた話で、ついていけません。

切通理作

昭和39年、東京都生まれ。和光大学卒業。文化批評、エッセイを主に手がける。
『宮崎駿の<世界>』(ちくま新書)で第24回サントリー学芸賞受賞。著書に『サンタ服を着た女の子ーときめきクリスマス論』(白水社)、『失恋論』(角川学芸出版)、『山田洋次の<世界>』(ちくま新著)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)、『特撮黙示録』(太田出版)、『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『地球はウルトラマンの星』(ソニー・マガジンズ)、『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)、『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』(宝島社)、『本多猪四郎 無冠の巨匠』『怪獣少年の〈復讐〉~70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)など。

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