メディアは国税庁に弱い。
という事は財務省に弱い。
ばかりでなく、警察にも弱い。
何故か。
すこぶる単純な話だ。
新聞・
殺人、傷害、強盗、放火等々。
毎日起こる事件の情報は、全て警察発だ。
警察が情報を出し渋ったら、たちまち番組や紙面作りに、
これでは頭が上がらなくなる。
つまり、
国民はその事実を知っておくべきだ。
又、これは情けない話だが、
私がずいぶん前に聞いた所では、
上層部の1人に痴漢の常習者がいた。
本来なら運転手付きの高級車で送り迎えされる地位にありながら、
勿論、痴漢をする為。
もう殆ど病気に近い。
それで時折、警察のお世話になる。
それが公(おおやけ)になると、
上層部の人間だけに、
仕方がないので、
これでは頭が上がらなくて当たり前。
警察では、上層部の人間ではなくても、
所轄署から先ず警視庁や道府県警本部の
広報課(!)
そこから記者クラブに連絡を入れ、
それで、
大麻や覚醒剤の使用、
警視庁や道府県警本部では、
普段は数ある保管資料の1つ。
しかし、
出来事などが起きると
威力を発揮するとか。
もっと露骨なケースもある。
警察が持つ捜査権や逮捕権を直接、
例えば、
同新聞室蘭支社の元営業部次長を業務上横領容疑で逮捕し、
「
更に警察OBに新聞社を名誉毀損で訴えさせた。
これによって、
北海道新聞も道警から抗議を受けていた記事について謝罪広告。
更に、
東京とロンドンに異動さ
業界では北海道新聞の全面屈服と見られているようだ。
錯覚している向きもあるのではないか。
メディアは、
その事実を直視する必要がある。
国民が支えなければ、
国家権力の「広報」
そっちの方が楽だし安全だ。
だがそうなると、
自分で自由に自主的に判断しているつもりでも、
財務省や警察等々も、人間の組織である以上、
なのに、
安易にメディアバッシングに走る傾向すらある。
ただでさえ「弱い」メディアを、
もっと弱まらせてどうするのか。
なお誤解のないように付言する。
私は警察そのものを取り立てて悪者扱いするつもりは毛頭ない。
むしろ個々の警察官には感謝し、敬意を抱いている。
地元を歩いていて、
お巡りさんを見かけると、
心がけている位だ。
念のため。