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トッキー
2017.8.20 07:08新刊情報

「明治日本を作った男達」藩閥政府中心の明治礼賛史観を乗り越えろ!

ツイッターにいただいた、
大東亜論第三部
「明治日本を作った男達」
の感想をご紹介します!


遅らせながら、大東亜論第三部を
読ませて頂きました。
当時の自由民権運動がどんなものか、
よしりん先生特有のギャグ漫画の要素も
絡めているので、分かりやすく
読みやすかったです。

読んで気になったのが、自分を殺しに来た
暗殺者に対しても満は、話し合いで
解決しようとしており、満の度量の大きさと
懐の深さ、心の広さを目の当たりにして
素晴らしいと思うと共に、
仙人修業の成果かと思いました。
また箱田の様に、藩閥政府に対する戦い方を
刀から言論に変えるのは、中々難しく
理解出来なかったと思います。


それでも尚、満達は今の日本人が足下に
及ばない位、志が大きく情熱が
ほとばしっていて、読んでる私も玄洋社を
見習ってこの世の中を変えなアカンと
思うと共に、現代の玄洋社であるゴー宣道場の
存在もメッチャ大事やと思いました。

他にも、当時の讒謗律と新聞紙条例が、

現在の共謀罪と似ている事に驚きました。
そして最後の「私議憲法という挑戦」を
読んで驚かされたのが、明治憲法も
藩閥政府の押し付けであり、私議憲法を
無視して内容を公開せずに作成し
発布したと言う事です。
もし現在、安倍自民党が同じように内容を
公開せずに
作成して発布してしまえば、
恐ろしいでは済まない事態になるのは
明らかです。こうならない為に、
本気で改憲するならば、全ての私議憲法を
学んで何度も議論を重ね、現在や未来に
合わせた憲法草案を作成しなければなりません。

最後に、いよいよ玄洋社がアジアを舞台に

活躍するという事ですが、どういった流れで
アジアに向かっていったのか、
大東亜論第四部が楽しみであります。
(異形忍紅トカゲ仮面ライダーX棺桶の錠市松さん)



明治の藩閥政府がやった言論弾圧と、
現代の藩閥政府、
長州出身の安倍晋三がやっている
言論弾圧は似ている…
みたいなことを私も何度か書きましたが、
どうやら今や安倍晋三は、
地元・山口でも相当に
嫌われているらしいですね。

大東亜論は、楽しく読めて
薩長藩閥政府中心の
明治礼賛史観を克服できる
稀有の本です。

明治からの歴史を見直さなければ、
今の日本も正確には見えないのです!
トッキー

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