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トッキー
2017.8.17 05:44政治・経済

ライジング「核廃絶論」への反響!

小林よしのりライジングVol.236
「核廃絶運動の先頭に立て!」
に大反響!

アメリカの核の傘に入りながらも、
実現不可能な理想と知りつつも、
核廃絶を主張すべしという、
誰も言っていない核廃絶論を
読者諸氏はどう受け止めたか?
ほんの一部ですが、ご紹介します!



今回は冒頭から我が地元長崎の市長の
言葉が取り上げられていて、
地元民
としても注目して読ませて頂きました。

現実的に核兵器がゼロになることは無い、
としても、
やはり核廃絶は国際法の原理に
して行って欲しいですし、
日本は被爆国として核兵器禁止条約の
交渉会議に参加するべきでしたね。
被爆国が蚊帳の外なんて、
こんなおかしなことはありません。

国際法には罰則はないけれども、もう
18世紀や19世紀のように、大っぴらに
侵略をして、
植民地の奪い合いをする
ような時代に逆戻りすることはない、
国際法は日々徐々に進化して行っている
という指摘にはなるほどと大きく頷きました。

劣化保守・ネトウヨ達は、
国際法なんか無意味、核廃絶も絵空事、
反核運動は左翼・・・という思考で
石化していますし、
ゴリゴリの護憲派の
人達の、日本国憲法九条を有難がっている
思考を嗤えないレベルだと思います。

現実も踏まえ、理想も高く持ち、
進化していかなければなりませんね。
その意味で、今回の小林先生の論は、
左翼の考えの数段先を行っている
だけでなく、
劣化保守やネトウヨの
思考よりも
遥かに響きますね。

おそらく冒頭で出て来た田上長崎市長も、
小林先生が打ち出されたような
「日本が核を保有する」選択は手放さずに、
核保有国に核軍縮を訴えていく、という
ところまではいけないでしょうねたぶん。

長崎の被爆者も高齢化が進んで、
今の被爆者団体も、幼少の頃に被爆した
方々が中心でしょうね。
大正5年(1916年)生まれの私の亡き祖父は、
戦地から内地長崎へ帰って来たところで被爆、
大正13年(1924年)生まれの亡き祖母も、
戦前はマレーシアのクアラルンプールという
ところで洋裁をやっていたのですが、
戦争が始まる前に内地(長崎)に引き上げに
なって、長崎で亡き祖父と共に被爆しました。

私の亡き祖父母は20代に被爆した訳ですが、
亡き祖父は戦地でよくしてもらったと
いうことで、シナ人に対しては特に悪い思いは
ないようで、
それは亡き祖母も同じだった
のですが、アメリカには二人ともずっと
怒りを覚えていたようです。
今生きてらっしゃる他の被爆者の方々が
どう思っておられるのかは、TVでの証言とかを
見るとかでもないとよく分かりませんが、
「過ちは繰り返しませんから」の石碑の文の
ように、ただもう戦争はイヤだ、という
気持ちが大きいんでしょうかね。
亡き祖父は、昔の戦友が家に来ると、
よく酔っ払って戦地での話をしたり、
軍歌を歌ったりしていました。
「こんどアメリカと戦ったら勝つ」とかも
言ってました。
子供の頃は祖父や、祖父の戦友のおじさんが
酔っ払って酒臭くて声もデカいので
嫌で嫌で仕方なかったんですが、
今になって思うと、いろいろと話を聞いて
おけばよかったと後悔しております。

「いざとなったら、こっちにだって
戦争する覚悟もある」と言って、
核保有国に核軍縮を迫る、その為に
核保有という選択肢もあり得る、という
主張に、内心では賛同して下さる
被爆者の方々も実は、案外いらっしゃる
ようにも思えます。
被爆者団体という形での主張に
それが出てくることは、
まずないでしょうけれどもね。

日本を核廃絶の国際法の先頭に立って
もらいたいです。安倍政権はそのうち
終焉を迎えるので、次政権に期待しています。
もし枝野議員が首相になることに
なったら、やってくれないかなあ・・・。
(皿うどんボンバーさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

核廃絶への理想、やはり
追い続けるべきだと思います。
自分は正直言って、小林先生の核武装論には、
背伸びして追いかけてるところがありました。
実際に国民皆兵とし、核武装するかという
国民投票が行われたとしたら、
どちらにするかまだ迷うと思います。
まだまだ自分の中で思索が足りておらず、
明確な意思表示をする段階でないと自覚します。

朝生で森本氏が語っていた外務省と官邸の
綱引きの話は興味深く聞きました。
この点事実であれば安倍官邸の恐米体質は
全く度し難いものがあります。
こんなことならまだしも(田原氏が
よく言うように)9条を盾に出兵を断った
歴代の首相の方が外交ができていたと
言わざるを得ません。

9条を改正するのかについても、
ネトウヨは言うに及ばず、
徴兵制を主張した三浦瑠麗だって
リアルな想定はできていないでしょう。
「安倍が言い出さなければ憲法改正は
一歩も動かない」というのも、
「安倍以外に任せられる人がいない」と
いうのと同じ、あまりにも無責任な
愚民思想だと思います。
そんなんで国民投票やって
何の意味があるのか。

高森先生のブログにもあった通り、
国民が自らの意思で国防を担う覚悟を
育てることができたとき、それが唯一の
9条改正の根拠となるのであって、
「自衛隊に無謬の地位を与える」
などというふざけた理由で
改正すべきではありません。
今改憲を考えるのであれば、全国民が
「新戦争論1」と「民主主義という病い」を
読み返すべきだと思います。
(おいちゃんさん)


真に現実的な核廃絶論とは、
まさにこれ! と思わされた、
今週のライジングでした。

そもそも自称保守やネトウヨの言う
「現実的」って、ただ単に
「何もしない」ってことと同じで、
こんなに楽チンで怠惰な話はありません。
それでいて、あたかも自分が
現実を知っていて、利口であるかのように
思い込んでいるわけだから、
こんなに恥ずかしい人達はいません。

国内だけで恥さらしているのならまだしも、
これが「唯一の戦争被爆国でありながら、
核廃絶運動に反対する」という態度を取り、
国際的な恥さらしになっているわけで、
本当に日本にとって、百害あって一利もない
連中だとしか思えません!

トッキー

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