8月のゴー宣道場での枝野幸男議員の発言から得たものは多い。例えば、政界では共産党などを除き、どの政党も自衛隊合憲論を採用している事実を、改めて確認出来た(但し共産党も事実上、容認。社民党は「違憲状態」論)。
そうであれば、憲法の改正が国会の発議による以上、今後、9条の改正が行われる場合、それは必ず自衛隊合憲論をスタートラインとしたものになるはずだ。
ちなみに憲法学の世界でも、長谷部恭男氏や木村草太氏らの議論によって、自衛隊合憲論が主流になると見てよいだろう。
昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。 「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。 現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。 ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。 主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。
第120回 令和6年 12/7 SAT 14:00~17:00
テーマ: 皇統クラブ活動・成果第一弾「愛子天皇と言える?言えない?」(ゲスト:田島麻衣子議員、ともしら氏)