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小林よしのり
2017.7.19 01:56日々の出来事

『大東亜論』第四部が目指すもの


『大東亜論』第四部、第二章のシナリオをやっている。

SAPIO」側の事情があって、この回からページが増えて、

24pで描くが、とにかく一年に単行本一冊のペースで話を

進めていくしかない。

 

第四部からは大アジア主義の動きになっていくのだが、

難しいのは劣化保守が喜ぶような、単なるシナ・朝鮮の

バッシングで終わらせない描き方だ。

 

左翼の自虐史観でもない、劣化保守の自尊史観でもない、

だからといってイデオロギーのために事実を隠蔽したり、

捻じ曲げたりはしないという歴史観の中に、物語を脈動

させなければならない。

挑戦してみよう。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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