先日、我が街東京の都議選が行われ、小池自分ファースト、否、都民ファーストが圧勝、自民歴史的惨敗、民進勝ちとか負けとか以前、といった結果となった。
「●●ファースト」、「現状への不満の受け皿」「何よりも都民」という内向性、普遍主義よりもローカルナショナリズム、これ、トランプが出てきたときと同じですね。ローカルナショナリズムでいえば、イギリスのブレグジットもそうでした。
なんだ、今の民主主義の世界的潮流と合致しているではありませんか。
非常に直情的で、その場その場の無機質な決定装置と化したむき出しの民主主義。そのプロセスや、熟議の過程での普遍主義的な価値観へのコミットはどこへいった。多様な価値観を吸い上げて悩みに悩んで結論を下すからこそ、一人で決めるより正解に近づくのではなかったか。日本もむき出しの民主主義と真正面からお付き合いする時が来ました。これと対峙しながらも、熟議と対話の民主主義を育てなければなりません。
●●ファーストではなく、今こそ普遍主義的な価値観を語る政党でてこいや!
とにかく、常に権力や強者にはオルタナティブが存在することを健全とする価値観を醸成したいものです。
そんな四方山話や、安倍改憲、9条、ポスト安倍、(もちろん共謀罪や皇位継承問題も)についてまさに熟議する勉強会やります。知り合いの司教と対話しながら、本質に迫るぜ。
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/news/506