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笹幸恵
2017.7.2 05:37

淑女我報、笑えるよ

先日トッキーが配信してくれた「淑女我報」、

収録した本人が言うのもなんですが、笑えます。

今回は適菜収さんの

『安倍でもわかる政治思想入門』

『安倍でもわかる保守思想入門』

お互いに読んで、注目した点を語り合っています。

 

私が気に入っているのは、安倍首相が

「すべからく」という言葉を

「すべて、皆」という意味で誤用している例。

これを評論家の呉智英氏は、自分の文章を高尚なものに

見せようとする「卑しい考え」によるものだと指摘。

それに対する適菜氏のコメント。

 

ただ、安倍にそこまで「高尚」な下心があったとは

考えづらい。単に学力崩壊の結果だろう。

日本は学歴社会だ、希望がない社会だといわれるが

嘘である。日本語ができなくても総理大臣になれる。

ここまで強烈なアメリカン・ドリームは日本にしかない。

(『安倍でもわかる政治思想入門』P30

 

この一文、私はもうホントにツボにはまってしまって、

電車の中で読んでいて笑いをこらえるのに必死でございました。

 

あとコレ。

 

(国防について 2007112日 北大西洋理事会における演説)

いまや日本人は

国際的な平和と安定のためであれば、

自衛隊が海外での活動を行うことを

ためらいません。

 (『安倍でもわかる保守思想入門』P89)


自分と他人の境界線がわからないまま

大人になってしまった安倍首相。

最近、彼がかわいがっている防衛大臣も、

全く同じ精神構造であることが露呈した。

防衛省、自衛隊と自分との境界線がわからない。

ボスがそうなんだから仕方ないか。

 

視聴はコチラ


淑女我報
、ぜひご覧ください
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笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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