先日トッキーが配信してくれた「淑女我報」、
収録した本人が言うのもなんですが、笑えます。
今回は適菜収さんの
『安倍でもわかる政治思想入門』
『安倍でもわかる保守思想入門』を
お互いに読んで、注目した点を語り合っています。
私が気に入っているのは、安倍首相が
「すべからく」という言葉を
「すべて、皆」という意味で誤用している例。
これを評論家の呉智英氏は、自分の文章を高尚なものに
見せようとする「卑しい考え」によるものだと指摘。
それに対する適菜氏のコメント。
ただ、安倍にそこまで「高尚」な下心があったとは
考えづらい。単に学力崩壊の結果だろう。
日本は学歴社会だ、希望がない社会だといわれるが
嘘である。日本語ができなくても総理大臣になれる。
ここまで強烈なアメリカン・ドリームは日本にしかない。
(『安倍でもわかる政治思想入門』P30)
この一文、私はもうホントにツボにはまってしまって、
電車の中で読んでいて笑いをこらえるのに必死でございました。
あとコレ。
(国防について 2007年1月12日 北大西洋理事会における演説)
いまや日本人は
国際的な平和と安定のためであれば、
自衛隊が海外での活動を行うことを
ためらいません。
(『安倍でもわかる保守思想入門』P89)
自分と他人の境界線がわからないまま
大人になってしまった安倍首相。
最近、彼がかわいがっている防衛大臣も、
全く同じ精神構造であることが露呈した。
防衛省、自衛隊と自分との境界線がわからない。
ボスがそうなんだから仕方ないか。
淑女我報、ぜひご覧ください