朝5時半に起きて、名古屋に行き、「ザ・オーディエンス」を
見て帰ってきた。
舞台劇をそのまま映画にしたこの作品のことを、『ザ・議論!』
で対談した井上達夫氏から聞いて、ずっと見たかったのだが、
やっと見れた。
毎週火曜の夕方、エリザベス女王に歴代の首相が「謁見」する
様子を描く創作劇だが、まさにこうだったかと思わせるユーモア
たっぷりの会話が面白く、最後には思いがけず感動してしまった。
立憲君主制の伝統の何たるかが理解できたが、それに反して、
現在の天皇陛下の境遇の気の毒なこと・・・。
劣化して極左に堕した保守勢力と、それに担がれた狂った首相の
悪意で、極左憲法学に押し込められた天皇を、いかにして解放
するか?
絶対にそれをやらねばならないと勇気を得た作品だった。