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高森明勅
2016.12.3 01:00

「鬼平犯科帳」最終回

長寿番組だったテレビ時代劇「鬼平犯科帳」が12月3日に
シリーズ最終回。

平成元年にスタートして以来、28年間にわたって
主演を務めた歌舞伎役者の中村吉右衛門氏は、
終了を決意した
理由をこう語っている。

「現在72歳になり、45歳の長谷川平蔵をはつらつと演じることが
なかなか肉体的に大
変になってきた面も出てきたものですから、
平蔵を汚すようなことはしたくない、その前にと、決心させて
いただきました」と。

ただ「平蔵を汚したくない」との思いで、シリーズを終えると
決められたという。

“平蔵”ファンなら誰しも、その潔い決断に頭が下がるはず。

平成から次への改元に僅かに先駆けての幕引きとなった…。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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