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小林よしのり
2016.12.2 04:41日々の出来事

所功氏の著しい矛盾


所功氏が産経新聞に「高齢譲位を可能にする道を」と

書いているが、その方法は「特措法」でやるべきと

言っている。

 

さらに、天皇の公的行為は、今ある形をずっと続ける

必要はない、天皇の個性によって変わるから、新しい

基準を作り、公務の負担軽減もするべきだと言っている。

 

どちらも天皇陛下の考えとは違っている。

天皇陛下は皇室典範を改正して、譲位を恒久法にして

ほしいと考えていて、公務こそが国民に寄り添うことで、

象徴天皇の務めだと仰っている。

 

奇妙なことに所功氏は「今、多くの良識ある日本人に

求められているのは承詔必謹だ」と言うのだ。

 

所功氏がそもそも「承詔必謹」に反しているのに、

それが自覚できないらしい。

天皇陛下より先に、所氏が「高齢譲位」をするべき

ではないか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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