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笹幸恵
2016.10.29 04:40

宗子続報

もくれんさんと伝書鳩で連絡を取り合い、
情報交換をする。

田中宗子、あやしいことこの上ない。

まず彼女の関係を洗っていくと出てくるのが「田中出版社」。
代表は内村宗子となっていて、2004年5月設立。
主要取引先に内閣官房、首相官邸、日本テレビ、フジテレビ・・・
主要業務は政府政策への研究・助言、テレビ・ラジオ番組等・・・
しかし記されてある銀座の住所はレンタルオフィスだ。

ほかに、婚活イベントや論文代行サービスを業務として行っている。

この時点で、もはやどこからつっこんでいいか、わからない。

HPには、「当社は内閣官房の指定事業者です」と謳っている。
国家事業として、「New Issue」というのがある。

ドラム&ボーカルの内村宗子とギターの田中誠一が中心となり、
東京の八丁堀で20106年6月1日に結成されたバンド。

という説明だった。

この田中誠一なる人物、経歴を見ると、現在、
内閣官房皇室典範改正準備室の主任研究員

内村より一つ年下で、近畿大学大学院を経て、
内村と同じ時期にハーバードでドクターを取っている。
首相官邸 経済・経営研究府の准教授などを経て、
2016年9月に現職。

内村が田中を名乗っているということは、この二人、
夫婦なのだろう。
そして夫婦そろって典範改正準備室に関わっている。

さらに二人で婚活イベントをやり、バンドをやり、ブログで
さまざまな見解を発信し続けている、というわけだ。

怪しすぎる。
やっぱり詐欺か?

もくれん探偵事務所によると、
「夫婦そろってのストーカーではないか?」という推理。
その可能性もありますな・・・。
にしても、これだけ大っぴらなストーカーなら、
とっくに内閣官房が何とかしているだろう。
把握できていないのなら、それはそれで大問題だ。

おっと、もくれん探偵事務所から追加情報。

「テレビでおなじみ、首相官邸研究機関の教授
田中誠一と内村宗子が福岡にて漫談ショーを開催!」

というツイート・・・。

漫談もやっているらしい。

何者か、判然としない。

だいじょぶか?

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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