先日、『表現者』69号が届いた。
「象徴天皇と日本の行方」
特集冒頭の「天皇とはいかなる存在なのか」
そのヒトコマ。
京都大学准教授、
「例えば旧宮家のお子さまが天皇になられるとした、
高森「
柴山氏「
(笑)」
これが常識的な感覚だろう。
なお記事中、
何故か「悠紀(ゆき)の国」「
逆になっている。
校正時の見落としだ。
汗顔の至り。
同誌でジャーナリストの東谷暁氏がこんなことを書いている。
「
あるはずのシンボル天皇が、『
法理上あるはずのない『ご意向』
そして、
…しかし、
期待されてきた歴史と伝統の統合力の多くを喪失する。
それは確かに『大衆天皇』の完成に他ならないが、
象徴天皇制は未曾有の危機を迎えることになる」
驚くべき“誤読”と曲解の累積だ。
その前提となっているのが、庶民の素直な皇室への敬愛を、
更に、
「
同氏は経済問題などでは鋭い発言をされているだけに残念。