ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.10.18 03:45ゴー宣道場

三浦瑠麗氏、「ゴー宣道場」に襲来!


次回1211日(日曜)の「第60回ゴー宣道場」のテーマは、

『天皇制と女性の活躍』とします。

 

安倍政権はアベノミクスの重要な柱として「女性活躍社会」

掲げていますが、一方で「天皇は男系男子でなければならない」

と主張しています。

天皇は国の象徴ですから、「国の象徴は男系男子しかならぬ」と

いうのは、「女性活躍社会」という目標からは、あまりにも遠い。

そもそも論理のつじつまが合わない。

かつて810代の女性天皇があったにも関わらず、なんと

「男系女子の愛子さま」を皇太子殿下にすることすら反対して

いるのですから、恐るべき男尊女卑です。

 

時代が大きく変化していく中で、今後、天皇制や女性の活躍は

どうあるべきか、12月は国際情勢にも通じておられる論客、

三浦瑠麗さんをお呼びして、議論をしたいと思います。

 

三浦瑠麗といえば、あの「朝ナマ」の「上から目線」の態度が、

反発を招く向きもあったのですが、その必殺技が竹田恒泰に

対しては効果抜群だったので、わしの読者の評価が逆転して

しまいました。

 

「ゴー宣道場」の門弟女性の中には、男性優位、女性蔑視の

日本社会に激しく憤りを感じている女性も多いようです。

時代に取り残された劣化保守の男どもに屈従する「名誉男性」

としての女性は「ゴー宣道場」にはいません。

だからと言って、フェミニズムで性差を消滅させるような妄想

に捉われた女性もいません。

 

自らをリベラルと規定するインテリ三浦瑠麗さんを前にして、

参加する女性の皆さんはどんな反応を示すのか?

普段、門弟女性の生活のリアリティーの前に影が薄い男性陣が、

さらにコンプレックスを募らせてしまわないか、わしとしては

心配だが、面白そうな予感もします。

 

応募締め切りは1130日(水曜)です。

『天皇制と女性の活躍』をテーマに、大いに議論

しましょう。

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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