次回12月11日(日曜)の「第60回ゴー宣道場」のテーマは、
『天皇制と女性の活躍』とします。
安倍政権はアベノミクスの重要な柱として「女性活躍社会」を
掲げていますが、一方で「天皇は男系男子でなければならない」
と主張しています。
天皇は国の象徴ですから、「国の象徴は男系男子しかならぬ」と
いうのは、「女性活躍社会」という目標からは、あまりにも遠い。
そもそも論理のつじつまが合わない。
かつて8人10代の女性天皇があったにも関わらず、なんと
「男系女子の愛子さま」を皇太子殿下にすることすら反対して
いるのですから、恐るべき男尊女卑です。
時代が大きく変化していく中で、今後、天皇制や女性の活躍は
どうあるべきか、12月は国際情勢にも通じておられる論客、
三浦瑠麗さんをお呼びして、議論をしたいと思います。
三浦瑠麗といえば、あの「朝ナマ」の「上から目線」の態度が、
反発を招く向きもあったのですが、その必殺技が竹田恒泰に
対しては効果抜群だったので、わしの読者の評価が逆転して
しまいました。
「ゴー宣道場」の門弟女性の中には、男性優位、女性蔑視の
日本社会に激しく憤りを感じている女性も多いようです。
時代に取り残された劣化保守の男どもに屈従する「名誉男性」
としての女性は「ゴー宣道場」にはいません。
だからと言って、フェミニズムで性差を消滅させるような妄想
に捉われた女性もいません。
自らをリベラルと規定するインテリ三浦瑠麗さんを前にして、
参加する女性の皆さんはどんな反応を示すのか?
普段、門弟女性の生活のリアリティーの前に影が薄い男性陣が、
さらにコンプレックスを募らせてしまわないか、わしとしては
心配だが、面白そうな予感もします。
応募締め切りは11月30日(水曜)です。
『天皇制と女性の活躍』をテーマに、大いに議論
しましょう。