皇室典範の第8条に「皇嗣たる皇子を皇太子という」
規定がある。
「この“皇子”は何と訓(よ)
との質問を受けることがある。
「皇子」
音読みでは「コウシ」又は「
典範のこの箇所では訓読みは相応しくない。
ならばコウシかオウジ。
漢語としては元々コウシが普通の訓み方。
しかし、上に同音の「皇嗣」という語がある。
それと区別する為にオウジと訓む学者もいる。
ところが典範改正案の検討をしていて、気付いたことがある。
一概には言えないものの、皇子をコウシと訓む場合は、
天皇の「
それに対し、オウジと訓むと、
(つまり“皇女”の対義語)か、
あるようだ(
ならば典範は「皇子」
コウシと訓む方が妥当だろう。
典範が皇子に男女を含ませているのは、
規定があるので明らか。
「皇子及び…
先日のゴー宣道場の打ち合わせの席で、「皇子」に女子を含み
得るかどうか、