ゴー宣DOJO

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高森明勅
2016.10.4 02:10

皇室典範「改正」案

10月2日、ランチをしながらゴー宣道場の打ち合わせ。

私の皇室典範改正案に、倉持麟太郎師範のアドバイスを加えた
第2次草案」を各師範に配布。

手短に逐条解説をした。

条文の数自体は現行のものと同じ。

退位を可能にする為には、第4条を少し改め、
「同条の2」を追加した。
それに関連する微調整。

「皇太弟」を典範に位置付ける為には、第8条に「第2項」を追加。

「女性宮家」を創設する為には第5・6・10・12・15条等を
改正。

女性・女系天皇については…(ネタバレ厳禁)。

道場の当日は、主な条文だけを取り上げ、なるべく分かりやすく
改正の主旨を解説するつもり。

打ち合わせ後、更に自分で再検討し、
ごく僅かながら訂正を加えた
(第3次草案)。

それを参加者にお配りする。

同日、夜の7時半から9時15分迄、講演。

演題は「生前退位と象徴天皇」。

700人収容の会場が満杯。

殆どが20代の若者ばかり。

女性の参加者も多い。

実に熱心に聴いてくれる。

大切な部分では一斉にメモをしていた。

こちらも自ずと力が入る。

勿論、随所で笑いも。

終了後、主催者の中心メンバーと懇親会。

楽しいひとときを過ごした。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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