天才彫刻家・砂澤ビッキの息子であり、アイヌ系日本人の
砂澤陣が本を出したのを知っているか?
『北海道が危ない!』(育鵬社)である。
砂澤陣は「個人」でアイヌ利権と戦っている。
わしがアイヌ問題を取り上げたら、運動家どもが狂ったように
バッシングしてくる。
わしはアイヌの血が入ってないので、真実を言うと、差別者に
されてしまう。
わしはもううんざりしてしまった。
だが砂澤陣はアイヌ系であり、当事者である。
差別者にでっち上げるのは無理である。
だから運動団体や運動家は困るだろうし、恐いだろう。
砂澤陣だって、どれほどの中傷・罵詈雑言に晒されたか想像が
つく。
だが砂澤陣はくじけない。
このような男を見るとき、逆に「アイヌ系日本人」への敬意が
芽生えてしまうのだから面白い。
弱者のふりして利権に依存するのではなく、砂澤陣は「個人」
で「集団」に立ち向かっていく。
メディアも砂澤陣を無視し続けるのだろうか?
しかし恐ろしいものだ。
メディアはどうしても抗議団体に弱くて、「個人」を封殺する。
彼の孤独な戦いを応援しよう!