ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.7.19 03:33日々の出来事

グローバリズムと愛国心


門弟の中にグローバル企業に勤めている者や、英国企業に

勤めていた者がいるようだ。

大いに歓迎する。

 

グローバル企業といっても、色々あるのだろうし、細かい

事情は知らない。

 

わしの読者は優秀だから、外資に勤めている者から、

六本木ヒルズで声をかけられ、握手を求められたことがある。

申し訳なさそうに、「外資なんですけど家族のために頑張って

おりますので」などと、わしに対して冗談交じりで言ってたが、

今でも『ゴー宣』を読み続けていた。

 

わしは笑いながら「家族を守るのは大切だ。頑張りなさい」と

応えたものだ。

公と私、個人と集団、誰もがそのバランスを取りながら人生を

歩んでいる。

わしの読者を続けている者の動機はいろいろあるだろう。

 

少なくとも日本国への愛がなければ、読み続けられないかも

しれない。

グローバル企業に勤めていても、愛国心があるという者は

多いはずだ。

 

思想として、哲学として、ナショナリズムとグローバリズムの

関係性を考えておくことは、全世界の未来を予測する上で、

重要なことだと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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