天皇陛下の「生前退位」に関して、次号の「SAPIO」で
２ｐフルカラーの『ゴー宣』を描くことになった。
『大東亜論』で20ｐを使っていたので、編集部がさらに
２ｐ用意して描いてほしいという依頼である。
漫画だから、思い切ったことを描きたいと思う。
この「SAPIO」の発売が8月4日で、関西版「ゴー宣道場」が
7日ということになる。
関西版「ゴー宣道場」は恐るべき使命を背負った開催になる。
その時点までにどんな情報が飛び出してくるか分からないが、
すべての情報を活かして、当日は議論しよう。
言っておくが、「天皇にはなぜ自由がないのか？」という
テーマは生きている。
天皇の本質を押さえながら、ユーモアを忘れずに、議論する
ので、不敬という言葉は禁句だぞ！
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
