ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.7.8 03:42政治

イラク戦争の検証なんかあっかんべー


国民投票でEU離脱を決めたときはイギリスを軽蔑して

いたリベラル左翼が、イラク戦争の検証をしたイギリスを

褒めている。変だね。

 

朝日新聞や毎日新聞はイラク戦争の検証結果を報じるが、

産経新聞は完全無視だ。

産経新聞や、自称保守や、ネトウヨは思っている。

 

「イラク戦争が侵略だったか否かなんてどうでもいいや。」

「どうせ日本がアメリカの誘いを拒否するなんて出来るはず

ないじゃないか。」

「アメリカに守ってもらわなければならないのに、日本が

侵略だったなんて総括するのは、アメリカに対して失礼だ。」

「そもそも安倍政権の都合の悪いことは無視するのが我々

なのだ。」

「我々は安倍政権の広報紙なのだぞ。」

「今や保守とは安倍政権の親衛隊のことなのだ。」

「どこの国を侵略しようと、イラクが壊れたせいで中東が

無秩序状態になろうと、テロリストが横行して日本人も標的

になろうと、俺たちゃどうせ関係ない。」

「中国が恐い、北朝鮮が恐い、韓国が嫌い、ただそれだけよ。」

「その傾向が強い議員は安倍自民党にいっぱいなのさ。」

「イラク戦争なんて終わったことだ、もう忘れたぜ。」

「中国が恐い、北朝鮮が恐い、韓国が嫌い、沖縄が嫌い。」

「もっと言うなら弱者が嫌い。生活保護が嫌い。自分より

下の奴らが嫌いなんだ。ただそれだけよ。」

「俺たちゃ反左翼、反朝日だぜ、安倍ちゃんもそうなんだぜ。」
「中国が恐い、北朝鮮が恐い、韓国が嫌い、弱者が嫌い。」
「俺たちゃそれで満足だ――――!」

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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