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高森明勅
2016.7.7 11:35

今年も福島からの贈り物

今年も福島から贈り物を戴いた。

石川郡玉川村の小針幸吉さんが育てたファーストトマトと
ミニトマ
トアイコ。

ファーストは独自に開発した有機質の堆肥で土作りをして極力、
水と養分を与えないで、通常のトマトの倍の時間をかけて育てた
という。

果肉に張りがあって、味わいが濃い。

果物のような感覚で、これまで食べたトマトで最高の味。

アイコは、作付けから1年半かけて栽培したという。

ミニトマトなのに果肉が引き締まっている。

伊達市梁川町の安藤伸一郎さんがハウス栽培したアスパラガス。

シンプルに塩茹ですると、実に柔らかく甘い。

耶麻郡猪苗代町の渡部壽幸さんが育てたもち米ヒメモチ。

これはまだ食べていない。

それから伊達物産製の「伊達鶏の削り節」。

上品で繊細。毎年、色々と配慮して、特に美味しいものを選んで、
送って下さる。

深く感謝。

なお、次男はこのところ毎年3月11日前後、わが家の車で仲間たちと
東日本大震災の被災地を訪れている。

今年は、福島県相馬市民会館で開催された追悼式に参列し、
地元の皆さんに混じって献花もさせて戴いたようだ。

冒頭、中央での式典の模様が中継で会場に大きく映し出され、
天皇陛下が懸命に被害者の霊に語りかけておられるお姿を拝し、
参列者には涙ぐむ人が多くいたという。

総理大臣がただ紙に目を落として読み上げているだけなのとは、
大違いだった」と。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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