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小林よしのり
2016.6.24 02:30政治

「護憲派」野党だけは選択しない


参院選は改憲勢力で3分の2議席を占める勢いだという。

それは良いことだと思う。

 

自民党の改憲草案は立憲主義に反しているからダメな部分が

いっぱいあるが、今後の国会と国民の議論の中で、憲法改正の

条文を精査することができるのなら、その方向に持っていく

のが望ましい。

 

最悪なのが野党「護憲派」勢力が勝つことだ。

特に、マスコミが幻想を膨らませたシールズ坊やと手を組めば

勝てると思い込んだ大馬鹿な民進党には灸をすえた方がいい。

 

デモクラシー(民主制)とナショナリズム(国民本位)は

一体であるにも関わらず、これを切り離して、民主主義のみを

信仰し、ナショナリズムを否定するような幼稚な政党を

支持するわけにはいかない。

 

民主党は現在、不遇を託っている改憲派の野田・細野・長嶋・

前原らが主流派にならないと、単なる「社民党」に回帰する

幼児政党だ。

後退した政党は、共産党に吸収されて消滅すればいい。

 

ゲロとゲリのどちらを食うかという選択をするしかないのが

国民としては辛いが、護憲派野党だけは、わしは選択しない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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