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小林よしのり
2016.5.22 21:00日々の出来事

たった10日間で事件が起こるか


やっと本を1冊読んだ。3冊持って来てたのに悔しい。

リゾートも今日までだ。明日は帰国する。

こんなに寝るとは思わなかったが、取材はばっちり、

いずれ単行本に反映される。

 

しかしたった10日の休暇中くらい、日本は安寧でいて

欲しかったのに、舛添都知事のカネの使い方の問題が

ずいぶん騒がれているようだし、

沖縄の元海兵隊員による日本人女性殺害遺棄事件という

むごたらしい、気の毒すぎる、そして社会的に重大な

事件が起きている。

これを安倍政権の誰かが、オバマ大統領来日前だから、

「タイミングが悪い」と言ったらしい。

「タイミングが良い」時期のレイプ殺人なんかあるわけない。

 

他にもアイドルへのストーカー襲撃事件とか、いろいろ

起こっていそうだ。

日本の新聞を読んでいないわしが知らない事件もあるだろう。

 

たった10日間なのに、やっぱり事件は起こるのだな。

やれやれだ。何も起こらない日々ってないんだな。

帰国してももう休暇中の新聞は読まないでおこう。

日本のニュースで、空白の期日が出来てしまうとどうなるか

試してみよう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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