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高森明勅
2016.2.9 15:01

「日韓合意」最強の擁護論は?

日韓「慰安婦」合意を擁護する最強のマジックワードは“安全保障”。

「父祖の歴史の冤罪は晴らさねばならない。
それは分かっている。
だが、まず安全保障こそ優先課題。
北朝鮮は水爆実験やミサイル発射を繰り返し、
中国は軍事力を飛躍的に拡大させて、好き勝手に振る舞っている。
こうした東アジアの国際環境の険悪化には、日米韓3国がガッチリ提携
して対峙するしかない。
客観情勢の厳しさを直視すれば、優先順位は自ずと分かるはず」と。

果たしてー。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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