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高森明勅
2016.1.20 01:00

慰安婦が「20万人」いた?

安倍政権の日韓合意のせいで、海外では荒唐無稽な慰安婦
20万人」説が、またぞろ息を吹き返したとか。

そこで念のために、国内での実証研究の成果を確認しておく。

1)日本軍の兵力数と慰安婦の適正比率からの推定。
(2)
情報の多い地域の統計による推定。
(3)
採算上の観点からの推定。
(4)衛生サック(コンドーム)
の配分量に基づく推定。
以上を総合勘案して、「
多めに見ても2万人前後」(秦郁彦氏)と
される。

その内訳は、概数で日本人4割、現地人3割、朝鮮出身者2割、
その他1割という。

朝鮮出身者ばかりが20万人も慰安婦になっていた、

錯覚している人も少なくないのでは。

ところで慰安婦問題告発派の吉見義明氏は、
慰安婦が苛酷な境遇に
あったとして、(
内地の平時で売春婦の1日の接客数が5人位だった
のに対し)

多い日には10人から30人またはそれ以上」

「1日に20、30人」接客したと。

だが、“20万人”の慰安婦が1日「20人」接客したとすると、
全軍で400万回(!)になる。

日本軍の総兵力は約300万人。

だから、全兵員が毎日、戦争もしないで平均1、3回も慰安婦を
抱いていた計算になる。

どれだけ“平和”な軍
隊か。

しかも彼らの給料では、それほど頻繁に慰安所に通うのは、
どう見ても無理(元兵士の証言では昭和13年当時、4円弱の月給で、
慰安所の料金は1円50銭だったという)。

最近の「40万人」説だと、更にその倍。

もう、何をか言わんや、だ。

内地の平時並みの1日“5人”の接客でも、毎日200万回だから、
300万人の兵士は殆ど戦争しているヒマがない。

慰安婦「20万人」説も「40万人」説も、余りに馬鹿馬鹿しい。

だが、こうしたデタラメな数字が、平気で独り歩きする。

現に、海外ではそうなっている。

国際社会の慰安婦を巡る誤った観念は、今回の合意で“真実”として
「不可逆的」
に固定化する可能性が高い。

安倍政権はどう責任を取るつもりか。

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「慰安婦〈合意〉は正しかったのか?」

平成28年2月14日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

新年初、214日(日曜)開催の「ゴー宣道場」、
テーマを発表する。


「慰安婦〈合意〉は正しかったのか?」

昨年末の安倍政権による慰安婦「合意」は、
朝日新聞は大喜び、
共産党まで歓迎する、
産経新聞は押し黙るという、自虐史観
逆転勝利の
様相をこの国に出現させた。

なにしろ安倍首相なら自虐史観に逆戻りしてもいい
という
右派の堕落が始まっている。

さらに酷いのはマスコミで、慰安婦「合意」に関しては
議論すら
しない方がいいというタブーを作って、
権力擁護に努める
体たらくだ。

朝ナマでも慰安婦問題を避けて、アベノミクスを
礼賛するという
安倍政権に都合のいい討論が行われた。

マスコミがタブーにするなら「ゴー宣道場」が
ぶち破らねばならない。


なんとゲストに
藤岡信勝氏を迎えて、大討論を行う!


祖父に対する侮辱をいかに晴らし、韓国との和解を
いかに成す
べきか?

この難問を解く方法論まで射程に入れた議論になるだろう。


参加応募締め切りまであと
1か月だ。

沈黙の空気を壊せ! タブーを壊せ!
議論を封じる同調圧力こそは、民主主義の敵だ!!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年2/3(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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