実家では、いつも数の子を枝豆と一緒に
煮びたし(?)のようにしていただきます。
私もそれを作ろうとまず出汁をとり、
酒だのみりんだのをぶっ込んで
塩抜きした数の子と枝豆を投入。
これに火をかけてぐつぐつ煮ると・・・。
数の子、真っ白!
この時点で、アレ?
いつも食べている数の子じゃないかも、
と思いました。
が、冷めたら透明になるかと思い、
酒のアルコール分を飛ばすためにも
さらにぐつぐつ。
そして味見してみると・・・
ま、
まずい!
冷めても透明にならない真っ白な数の子は、
口に入れるとコリコリとした歯ごたえもなく、
硬くてパサパサと口内で崩壊していきます。
しかも卵の独特の臭みが
お口の中で充満するというオマケ付き。
もはや醤油や鰹節で味を誤魔化すなんて
レベルじゃございません。
教訓1:思い込みは捨てましょう。
教訓2:数の子は煮びたし不可。
教訓3:虚心坦懐にレシピを見ましょう。
正しい作り方は、
出汁を味付けして、その汁を煮て
アルコール分を飛ばして冷まし、
そこに数の子をつけて味をなじませる・・・でした。
デンジャラスな数の子を食べてみたい人は、
ぜひ煮てみてね!