ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.12.30 02:33芸能など

『追想』を見て、ロミー・シュナイダーに惚れた


昨夜、ロベール・アンリコの『追想』を見た。

門弟Mさんから勧められた映画で、一気にその面白さに

嵌ってしまった。

ハリウッド風の大仰な撮り方をしなくても、これだけ

集中力を欠かさない映画ができるのだということが一番

勉強になった。

一個人の復讐といえば、サムペキンパーの『わらの犬』の

イメージが残っていて、それに比べるとこの映画は甘美な

恋愛映画のような趣きと暴力を同居させたまま、淡々と

描かれる。

しかもロミー・シュナイダーの個性ある美貌がこの映画の

目が離せない重要な要素となっている。

女優は大事だな、やっぱり。

男優はハンサムでなくていい、女優さえ美しければという

ことが確信できた。

ロミー・シュナイダーの映画を、『太陽がいっぱい』も

含めて見直さなければ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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