ゴー宣DOJO

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高森明勅
2015.12.13 20:32

近況一斑

12月5日・6日、神道宗教学会の第69回学術大会。

初日の5日、理事会。

引き続き学術シンポジウム。

テーマは「戦後神道研究の課題と展望」。

私が期待していた内容とは、いささか違った。

2日目の6日は研究発表。

主に第1部会に参加した。

塩川哲朗氏「古代神宮『日祈(ひのみ)』行事の一考察」など、
充実した発表多し。

第2部会の島矢大嗣氏「護国神社における殉職自衛官の相殿
あいどの)奉斎等の詮衡の一考察」もユニーク。

その後、ゴー宣道場の打ち合わせ。

切通理作氏の発言に皆、爆笑。

小林よしのり氏の「痕跡」残しまくり話も大ウケ。

真面目に打ち合わせやってるのか、って?それは勿論。

7日、久しぶりに長男と会う。

彼女も一緒。

新宿の三国一で少しお酒を飲み、うどんを食べた。

今年はミャンマーの他、フィリピン、
ベトナムなどでのイベントも
成功だったようだ。

9日、防衛省海幕教育課のF2佐と羽田から山口宇部空港へ。

翌日、下関市にある小月教育航空群で講演の為。

同地では一昨年も講演している。

出迎えの車で、安徳天皇を祀る赤間神宮に向かう。

参拝後、神職のA氏から秋篠宮家の佳子殿下をお迎えした時の
話を伺う。

佳子殿下が初の単独で
のご公務で同県をお訪ねになった折、
赤間神宮に参拝されていた。

ここでは紹介できないハプニングもあったという。

夜、宿の近くでF氏と一緒に、名物の河豚の刺身などを肴に軽く一献。

翌日、講演の前に練習機T‐5の体験搭乗が予定されていたが、
雨が降ったのでシュミレーション機で操縦を4D(?)体験。

かなりリアル。

T‐5が1機3億円位なのに対し、このシュミレーション機は
14億円もするとか。

墜落の心配がないので、安心して「操縦」できた。

講演を聴いたのは19、20歳位の若い隊員、プラス幹部たち。

150名ほど。

中に数名、海上保安庁からも参加しているらしい。

「諸官が体を張り、身を挺して守るべき日本とは何かについて、
自ら解答を出すヒントにして欲しい」という趣旨で話をした。

用意して頂いていたマイクは使わない。

なるべく肉声で語りたいからだ。

この程度の人数ならマイクは無用。

皆、実に熱心に聴き、笑うべき場面では屈託なく笑ってくれた。

12日、明治神宮会館で神社音楽協会主催の神楽舞(かぐらまい)
公演会。

神社に奉納する神楽舞を8種類、披露。

珍しい機会だ。

最後の「悠久の舞」には家内も出た。

未婚時代、明治神宮の巫女をしていて、神楽舞を習っていた。

結婚後は暫く遠ざかっていたが近年、
人の誘いもあって再び稽古を
始め、メキメキ上達。

現役の巫女でもないのに(年齢も…)
公演のメンバーにも
選んで貰った。

わが妻ながら、確かに美しく見事な舞(但し本人には内緒)。

会場には、家族一同に長女の旦那も加わった。

その後、皆と別れて高森稽古照今塾へ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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