ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.12.12 00:53ゴー宣道場

明日の「ゴー宣道場」について


明日の「ゴー宣道場」だが、笹幸恵さんに頼みますが、

議論の三本柱の順番を変えてほしい。

 

1 席を譲るときのマナー

2 老いと親孝行

3 組織と個人の葛藤

 

という順番で話題をつないでほしい。

もちろん、切通理作氏の基調講演からつないでいくから、

理作氏がどうテーマを投げかけるかを見なければ見当が

つかないのだが。

 

1のマナーの話は、朝日新聞に載って反響を呼んでいたが、

子供が年寄りに席を譲ったら、その年寄りから「譲りたく

ないくせにマニュアル通りにふるまうな」と怒鳴られたと

いう例だ。

これは、「お年寄りに席を譲りましょう」という初歩的な

マナー・道徳すら揺るがす時代が来たということなのかも

しれない。

 

2の話は介護離職が今現在の話題になっている。

老いの問題、家族の問題は、自民党の憲法草案(憲法に

道徳を書き込む愚!)にも関係する重要な道徳の問題である。

 

3の話は薬害エイズや化血研に現れた「組織と個人」の問題、

組織人・社会人としての道徳の問題になる。

 

道徳とはそもそも何なのか?倫理と道徳の違いは?という

大テーマも含めた議論に発展していければと思っている。

もちろん、第二部では参加者にも意見を聞きながら、

この国の道徳は消滅に向かうのか?を論じていきたい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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