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小林よしのり
2015.11.4 03:32政治

核兵器廃絶なんてできるわきゃない


国連が核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択したという。

決議案は日本が主導で提出されたものらしい。

本気かいな?

 

ところが、中国、ロシア、北朝鮮が反対し、米国、英国、

フランスなど17か国が棄権した。

当然そうなるだろう。

 

決議案は「被爆地訪問を即す」内容が盛り込まれており、

中国がこれに特に猛反発、歴史認識問題に絡めて、

原爆投下は日本の侵略の当然の報いと言っている。

中国は原爆投下の悲惨さなど見たくもないのだ。

 

悲惨な目にあったのは中国だけということにしておきたい

のだし、原爆投下は今後も中国の切り札なのだから、

その時が来たら罪悪感を感じずに堂々と核のスイッチを

押したい。

だから広島・長崎なんか訪れたくもないし、悲惨さなんて

知りたくもないんだよ――!、あっかんべ――!と言って

いる。

 

そういうものだ、国家エゴは手が付けられない。

護憲派のみなさん、シールズの若者たち、ぜひぜひ中国の

政府要人に話をつけてくれませんか?

 

オバマ大統領もノーベル平和賞までもらっていながら、

結局、核兵器の削減とか、核廃絶とか、やるわきゃない!

そりゃ古くなってどうせ要らん兵器は処分してもいいの

だろうが、本気で核兵器廃絶なんてやるわけないだろ?

 

日本政府も無駄なことは止めた方がいい。

日本が核兵器を持つことを考えた方がよっぽどいい。

理の当然じゃなかですか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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