笹さんは脱・貞子しただろうか?
あえて上から目線で言うが、最近、笹さんの成長が見えて、
嬉しい。
先日の道場打ち合わせでも、ぼそっと「民主主義ってそんなに
いいものですか?」と呟いたので、「おっ!」と思った。
さらに、わしが会計して戻ってくると、高森さんのブログで、
わしの記念館構想の冗談を書いてたのに対してダメ出しして
いたようだ。
高森さん、すべったと謝っていたが、笹さん、風邪をひいてる
のに常識的判断が見事で、また感心した。
一回の打ち合わせで二回も感心した。
高森さんは、堅物のようで、実はお調子者のところがあって、
わしはそこが好きだ。
だから時々、妙だと思っても、見なかったフリしてる。
指摘しちゃうところが女の恐ろしさだ。
さらに、ある知識人について、笹さんが「あの人、嫌いだ」と
言ったのにも、感心した。
これで一回の打ち合わせで三回も感心した。
笹さん、成長著しい。
保守はバランス感覚がすべてで、それは本来日本人が持って
いた常識のことである。
もちろん、常識に縛られて新たな発想を封じ込めてしまう
危険性もあるのだが、それでも常識の杭からどれだけ飛躍
するかが新たな発想であって、常識の杭自体はしっかり
打ち込んでおかねばならない。
最近、この常識の杭がぐらぐらしている者が多く、
マスコミや知識人にもその類が多すぎる。
そして、常識の杭は、誰であっても、わしであっても、
何かのきっかけでぐらつくことがある。
そこをチェックするのに、信頼できる仲間は必要だろう。