関西「ゴー宣道場」のアドバイザーを東京の設営隊長に
頼んだのはわしです。
彼女は優しすぎる仏様のような人なので、頼られたら
全部受け入れてくれます。
そこをわしは尊敬しています。信頼しています。
けれど関西の猛烈な熱意に押し切られて、「ゴー宣道場」
運営の原則がずるずる壊れていくのは問題ですね。
落選者を当選させたところまでで、例外は止めておきたい。
関西設営隊は完璧を目指す必要はないです。
今までの準備を見てたら、もう上々でしょう。
少しぐらいの失敗は愛嬌。
東京の「ゴー宣道場」だって、いきなり完璧じゃなかった。
ホトケの設営隊長も、今回ばかりは関西の熱気に煽られて、
情が移ってしまっています。
仏さまだからしょうがないのだけど。
東京の門弟は誰もが関西に遠征できるわけじゃない。
「現場」を持つから、行けない人が大半です。
そういう人から見ると、クールに見えることもあって、
岸端の気持ちを察してくれて、助かります。
「先生は分かってくれない。MさんやKさんは分かって
くれる。」と、わしを責めるんです。
みんな、誠実に考えていて、行動していても、摩擦は
生じることはあるんですよね。
でも今回は、わしも仏の顔は落選を当選にした一回きり。
そういうことにしましょう。