マイナンバー制度と聞くと、なんとなく嫌になるわしです。
普段から世の中の嫌な面ばかり見えてきて、元気が出なくなる
のですが、今のところ「ゴー宣道場」だけは元気になります。
議論ができるって面白いし、師範一人一人が何言うか楽しみで、
最近は、笹さん、泉美さんが、かなり脳内のシナプスが繋がって
きたなというのが感じられ、そうなると独自の体験もあるから、
思想と体験が接合されて、説得力のある発言が増してきます。
その変化を見るのも楽しい。
わし自身が「ゴー宣道場」の議論の中で、参加者の質疑応答も
含めて、ずいぶん勉強しているので、全体を俯瞰してどんな
意見が必要かが直感的に分かるようになってきており、それが
テレビの討論番組や、他の場所での討論でも応用が効くように
なってきました。
最近、「朝ナマ」に出て、やっぱり日本人は「天皇」の必要性を
感情でなく、機能としてわかってないなと感じる場面があります。
「ありがたい」とか、「畏れ多い」とかの情緒論で「天皇」を
語ると、「宗教」と感じるので、伝わりません。
もちろん「宗教」とは何かという論理も含めて、最近わしは、
「天皇」をいかに理知的に語るかということが気になっています。
シールズの奥田君の父親も「反天皇」だと週刊新潮に載って
いましたが、高森氏によるとプロテスタント系は「反天皇」が
多いらしい。
となると、一神教の国における民主主義の観念と、八百万の神
の国における民主主義の観念は、違ってしまうのは当然では
ないか?
この辺からの推測もあり、12月か1月か、また近いうちに
「天皇」を議論してみたいと考えています。
そのときは情緒を抜きにした「天皇論」を語ってみたい。
関西版「ゴー宣道場」ですが、明日、ライジングを配信したら、
参加募集の告知を出します。