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小林よしのり
2015.9.18 05:18メディア

海外メディアの戸惑い


海外メディアから見れば、安保法制は賛成の方が多いはずだ。

中国の覇権主義を恐れる東南アジアは当然賛成だろうし、

ヨーロッパでも集団的自衛権は普通だから、

警戒心も持たない。

アメリカは当然、大喜びだろう。

カモがネギ背負ってやって来たようなものだから。

 

海外メディアは、若者が政治に目覚めたという神話を報じる

しかないだろうが、実は単なる戦争反対で、自分で自分の国を

守る意識すらないという実態を知れば、世界の現実からすれば、

内心、馬鹿にして、不思議の国だと思うだろう。

 

東南アジア諸国は、むしろ若者のデモが迷惑なはずだ。

だが日本には、対米追従か、お花畑平和主義の二択の論者

しかいないのではない。

自主防衛体制を整えて、戦前とは違う平和の大東亜共栄圏を

目論む者もいると知ってほしい。

わしはアメリカが隣国だとは思っていない。

隣国はやっぱり韓国であり、中国である。

 

わしはすでに次の戦いを射程に入れて仕事をしている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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