昭和天皇の最晩年に皇室記者として取材していた人物の証言。
(
「崩御(ほうぎょ)
那須でお会いしたのが最後でした。
…
独特のしゃべりの印象が強いかも知れませんが、
ご病気がだいぶ進行されていたにもかかわらず、
もちろん、
お元気
それと、わたしが見てきた最晩年の昭和天皇には、
非常に強
沖縄へのご訪問が最後まで心残りだったことにも
現れているように
…手術により(沖縄ご訪問は)
それでも少しよくなられたときに、
ぽつぽつっと側近に
『なんとしても(沖縄に)
(2)広田勝己氏(
「印象に残っているのは、
そのとき、
『あらためて先の大戦についてのお考えを』
『いちばん嫌な思い出であります。
戦後、
うれしく思っ
今後も国民がそのことを忘れずに平和を守ってくれることを
期待し
と答えられた。
さらに、毎日のキャップが
『
と質問したのですが、
『
今、
とおっしゃった。
その時、眼に涙を浮かべられたのです」。
(『別冊歴史REAL 昭和天皇』より)