第49回ゴー宣道場。
珍しく、
でも、
司会は余り発言出来ないし、
距離を置いて大観するのも、
しかし、
増えたの
ゲストだったジャーナリストで編集者の松竹伸幸氏の、
その後のやり取りでも、人柄の好さが伝わって来た。
出来れば、
与えて差し上げられたら、
などと私が言うと、「お前が言うな!」
小林さんからお叱りを受けそうだ。
「
それは申し訳なかったと、反省している。
そのせいか、
「河野談話」
些か残念。
まぁ、取り上げるべき論点が多すぎたのが、
最大の原因だろう(
そこで、
私が松竹氏の著書によって気付かされた点を、
ごく簡単に補記しておく。
河野談話自体の中身は、
今の「
実は、かなり慎重に練り上げられた文章になっている。
それは私も、かねて理解していたつもりだ。
えてして、
だが1ヵ所だけ、
これがある以上、
それは次の箇所だ。
「慰安婦の募集については…
明らかになった」と。
朝鮮半島について、このような事実は一切、「明らかになっ」
むしろ、そうした事実はなかったと考えられる。
だから、ここだけは決定的にまずい。
それを日本国政府の公式見解として、
というのが、私の考え方だった。
ところが、松竹氏の著書『慰安婦問題をこれで終わらせる。』
(
「よく読めば分かるように、
まさに「目からウロコ」
確かに、朝鮮半島という限定を外せば、この表現は十分、
戦時下、日本軍の占領地では、
そのことは、秦郁彦氏の労作『
などによって、既に「明らか」。
慰安婦問題の経緯や、同談話が韓国側の要求に応えて発表された、
私自身、
それでも、
元日本共産党政策委員会の安保外交部長で、
もとより、
そうであっても、
いずれ、また道場にお越し頂く機会があれば、
今回、やむなく「憲法」を巡る討議が積み残しになった
ことでもあるし。