先頃、菅官房長官は安保法制合憲論を唱える憲法学者を問われて、
安倍政権のブレーンと称する八木秀次氏の名前はない。
どうなっているのか?
と思っていたら、産経新聞(6月17日付)
本人がこんなことを書いていた。
「(安保法制関連法案と)
しかし、
…矛盾を矛盾と知りつつ、
世の嘲笑の対象になることは避けなければならない」と。
いつもながら「正直」な人だ。
安保法制と憲法が「矛盾」
ということは、私の想定とは違い、
でも背に腹は替えられないのだから、
ということは、
八木氏本人は憲法学者ではなかった、
もしご本人が憲法学者なら、
「安保法案あげつらう余裕はない」なんて、
なるほど、
当然だった。
彼を“合憲論”の“憲法学者”と錯覚していた、
それにしても、
「世の嘲笑の対象」
この人物の本音がよく分かる。
だが、およそ学者たる者の最低限のモラルは、
「曲学阿世」