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高森明勅
2015.6.5 04:33

共産党委員長がスルーしたアメリカの悪

先頃の国会質問で共産党の志位委員長は、
アメリカが狙った相手国を無理やり戦争に引き摺り込む悪どさを、
繰り返し強調していた。

その時、実例として取り上げたのがベトナム戦争とイラク戦争。

だが、大東亜戦争の開戦も同様の手口だった。

他ならぬ自国ことだし、
アメリカの悪どさを強く訴える格好の例のはず。

だが一切、言及はなかった。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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