昨日のブログを見たMarkWinchesterから、
私に対し、次のようなメッセージがツイートされました。
「やっと香山ネタから離れたみたいので、来週大学講師として質問状出します。」(MarkWinchesterのツイートより)
な、なんなんでしょう、これは?
「大学講師として質問」?
じゃ、いままでは、たとえば「ただの人間」としての質問だったのか?
来週俺は大学講師という
権威ある立場から問うてやるから、
待ってろよ!・・・とでも言いたいんでしょうか。
さすが、かつてトッキーさんを通して
小林よしのり氏に
「So you drawcartoons heh?
CartOOnisteh?Takingthe piss, that’s your life?」
(「漫画家だと?笑わせるぜ!それがテメーの人生かぁ?」)
という差別的なツイートをした人間です。
差別的なふるまいが骨の髄まで染みついていて、
それがホンのちょっとした発言、捨てゼリフにも出てしまう。
まことに人間らしい・・・もとい、人間性があらわれていますね!
こんな人間が、なぜアイヌ問題などという
反差別と思える活動をしているのだろうと
疑問を持つ人もいるかもしれません。
しかし、彼らのやっている事は、
結局、敵対するとみなした存在への
レッテル貼りであり、ネガキャンです。
金子快之(やすゆき)議員が札幌市議会から議員辞職勧告決議を可決され、次の市議選でも落選した事で勢いを得て、
アイヌが「民族」と呼べるのかどうかという事に
疑問を表明しただけで「ヘイトスピーチ」の
枠に入れる事がやりやすくなり、
そのことで「糾弾していいんだよ、やっちゃえ!」
というムードを煽っています。
MarkWinchesterの編著本のタイトルは
『アイヌ民族否定論に抗する』という、
いかにも弱者が権力に逆らっているかのような
「抗する」という言葉を使っていますが、
『アイヌ民族実在論に逆らう者は潰す』
というのが実際のMarkの行動です。
「ヘイトスピーチ」とは、
あくまでも、Markのような
差別的な言辞を浴びせることなのであって、
アイヌが「民族」であるかどうかについて論議するのは
「ヘイトスピーチ」ではありません。
逆に、論議する事も出来なくなってしまったら
問題はタブー化し、誰も触れられなくなります。
日本社会にこのような権力が、
既に誕生しつつあるのです。