ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2015.5.11 15:41日々の出来事

宮台真司・東浩紀との鼎談、どえらく勉強になった


宮台真司と東浩紀との幻冬舎新書のための鼎談、

また4時間半くらいやってしまったが、いやはやとんでも

なく面白かったし、勉強になった。

東氏のインターネットの恐ろしい罠について、今まで自覚

なかったが、今日初めて理解できた。

宮台氏の分析を聞いても、現状はなかなか底知れぬ絶望しか

見えないが、現状を把握するところしか始まらない。

自称保守の論壇村では絶対議論されない社会の実情を、

今日は知ってしまった。

やっぱりあの二人は凄い。面白い。

自称保守、あるいはリベラル左翼の枠組みに入らない言論が

確実にあるということを、わしらは提示して見せなければ

ならないだろう。

彼らの協力がまだ欲しい。

鼎談の後も、岸端と話し合いながら帰ったが、世界を均一化

させるグローバリズムの抵抗の拠点としてのナショナリズム

は、実はここにあるのではないかという例証があるので、

次の「ゴー宣道場」のときに話してみたい。

自分の思い込みを打ち破ってくれる存在は実に貴重である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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