荒川強啓の「デイ・キャッチ!」というラジオ番組に出た。
この番組は前回もわしに「ネトウヨの生みの親」の責任を
問う場面があった。
今回はさらにそのレッテル貼りを番組のCMから繰り返し
ていて、番組内でも左翼が出したメールを読んで、
「ネトウヨの生みの親」を面白がっていた。
わしの本は影響力がありすぎるので、馬鹿には毒が
強すぎるとしか言いようがない。
さらに宮台真司とわしの過去の確執を話題にしていたが、
これを話すにはもっと時間がいる。
30分弱しかないのに、CMは入るし、聴取者のメールを
読むし、あっという間に終わって、わしは大して話さなかった。
大竹まことの番組の方が、いっぱいしゃべらせてもらった。
あまりしゃべれなかったが、収穫はなかったわけではない。
荒川強啓氏も『新戦争論1』を読んで勉強になったと言って
くれていたし、なにより宮台真司が言論カフェのときは
読んでなかったのに、今度はしっかり読んでくれていて、
大絶賛してくれたのだ!
なにしろ番組が始まる前に、宮台氏が「これを道徳の教科書
にしてもいい」とまで褒めてくれたので、わしはあまりに
驚いて、うろたえてしまった。
どうやら、わしと宮台氏は9・11同時多発テロ以後の
アメリカの狂乱ナショナリズムと、それにポチのように追従
する日本政府を見て、意見が一致してしまったようだ。
わしも宮台氏の考えを誤解していた面があって、
そういうことも、幻冬舎新書で話し合おうと思っている。
宮台氏はメールで送った、次回「ゴー宣道場」の依頼書を
やっぱり読んでなかった。
今日は直接依頼したら、一発でOKしてくれたので、
次回「ゴー宣道場」は東浩紀と宮台真司の登場となる。