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小林よしのり
2015.4.14 04:23新刊情報

『新戦争論1』12歳の読者の感想


『新戦争論1』の愛読者カードに、仙台の12歳の少女が

感想を書いてきてくれた。

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私は小6の歴史を学ぶとき、色々なことを知りました。

昔から歴史が好きだったため、父から太平洋戦争のことを

たくさん聞かされて、GHQのことや、憲法のこと、平和ボケ

してきていること、原爆をなぜ落としたかなど興味があり、

聞いていました。

歴史の授業のとき、先生は国のために戦い戦死した兵隊さん

たちの死には一切触れず、原爆で亡くなった国民、空襲の

ことだけを話していました。

もっとひどかったのは、国語の先生が「日本は卑怯な手を

使った」や「悪いことばかりした」「特攻隊はアホな飛行機」

「日本は国のために命を捨てるという愚かなことをした」

など言っていて、悲しくなりました。

その先生のことを父に話し、小林よしのりさんの『戦争論』

を見ました。

まだ難しくて分からないところが多々ありますが、勉強して

読みます。

国のために発揮した若者の勇気をアホ呼ばわりするのは

許せません。こういう状況を変えていきたいです。

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祖父の影響でこうなったのだろう。

学校教育より、祖父の教育の方が勝っているのはいいことだ。

将来、ネトウヨにならず、運動に走らず、集団に埋没しない

強い「個」を確立して、『戦争論』の正しい精神で、状況を

変えるための現場を見つけてほしい。

『戦争論』の誤読で、100万人のうちの1万人がネトウヨに

なったとしても、あとの99万人は真っ当に社会で働いている

のである。

 「ゴーマニズム宣言SPECIAL」『新戦争論1』

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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