「NEWS ZERO」に麻原彰晃の三女アーチャリーこと
松本麗華が顔も出して出演し、インタビューを受けていた。
麻原の子と知られた途端に世間が手のひら返して犯罪者
あつかいされる苦悩の人生を歩んでいるらしい。
そこで三女が、父親による数々の犯罪への指示を明確に
認めず、「わからない」としか答えないとか、
被害者に謝罪をしないということを、
番組の者たちが批判していたが、疑問を感じる。
当時、子供だった三女に、どんな責任があるのか?
親の罪を子供も引き受けて、罪悪感を持ち続け、
謝罪したりしなければならないのか?
むしろ三女も親の被害者ではないのか?
麻原の犯罪によって、一族全員を恨み続けるというのも、
ずいぶん前時代的な感覚である。