アンジェリーナ・ジョリーの『アンブロークン』が旧日本軍の
捕虜虐待を描いた内容だとして、ネトウヨが「反日映画」と
決めつけ、ボイコット運動をやってるらしい。
上映反対運動に約1万人が賛同し、日本国内では上映の
見通しも立たないという。
見たくなければ、見に行かなきゃいいだけのことではないか?
自分以外の国民が映画に感化されて、自虐史観になるとでも
言うのか?
それなら上映されてから、具体的に批判するべきだろう。
韓国では、朴裕河の『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』
を事実上、出版禁止にした。
自国の誇りに都合の悪い表現は許さないのが、韓国人のレベル
の低さだ。
それは愛国心ではない。
弱虫の自己慰撫運動である。
日本も韓国と同じレベルで、都合の悪い表現を禁止していい
のだろうか?
わしは、それはみっともないと思う。
日本は表現の自由が認められる国だ。
アンジェリーナ・ジョリーの映画も、堂々と上映すればいい。
イデオロギーを抜きにして、映画としての質が高いなら、
反日映画でも、わしは評価する。
映画としての質が悪いなら、日本賛美映画でも、
わしは酷評する。
事実関係に関しては、映画の出来には関係なく、
正確に指摘して批判する。
なぜ、そのような態度がとれないのか?
ネトウヨが心が狭くて、馬鹿だからかもしれないが。